続・お芋の苗植え
前回は天気の悪い中での苗植えをお伝えしました。→#7-1
大雨にも関わらず、若い学生さん達が熱心に取り組まれていました。
今回は、「続・お芋の苗植え」ということで、苗植えの手順に触れながらその様子をお伝えしていきたいと思います。
棒を使ってマルチに穴を開けていきます
棒を使ってマルチの上から穴をあけていきます。この穴の中に苗を植えていきます。
苗の植え付けにはいくつかの方法があります。
私たちは「斜め植え」という方法で植え付けをしていますので、45度くらいの角度で穴を開けていきます。
穴の横に苗を並べます
マルチに穴を開けたら、穴の横に苗を並べていきます。
穴を開ける人、苗を並べる人、苗を植える人と役割を決めると効率よく植えられますね。
穴の中に一本ずつ苗を挿し込んでいきます。
立ったまま苗を差し込むことのできる補助器具もあります。
苗を挿し込んだら土を軽く鎮圧します
苗を穴に挿し込んだら、土をグッと押さえ込むことで活着(根付き)が良くなります。
苗は「つる苗」ですのでまだしっかりとした根っこはありません。なので、ただ穴に苗を入れただけでは活着がしにくいのです。
「土を上から押さえる」この一手間を加えることで活着が促されるので、苗が枯れる確率を大幅に減らしてくれます。
ちなみに・・・
ちなみに、私たちが使っているマルチは生分解性(せいぶんかいせい)マルチと言って、土壌中の微生物によって水と二酸化炭素に分解される環境に優しいマルチを使用しています。
(生分解性マルチについてはこちらから→ 「マルチ」について紹介します )
一般的なマルチはプラスチック製で、収穫の時に回収して農業用の産業廃棄物として処理をしなければなりません。
また、プラスチック製マルチが破れてしまうと畑の中に混ざる可能性もあります。
生分解性マルチを使うことで「環境」と「食」の安全性を保つことができます。
ただし、生分解性マルチはプラスチック製のマルチと比べると価格が約2~3倍高いというデメリットがあります (*´Д`*)
デメリットはありますが、「環境」と「食」への安全性を重視して、私たちは生分解性マルチを選択しています。
苗植えはまだ続きます
一番長い畝(うね)は長さ150mあります。
苗植えはまだまだ続きます^^
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!